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運動会特集④

-俵シリーズ No.2-

運動会で中3が戦う「俵取り」。

土の入った「俵」を奪い合い、ゴールラインまで届けた数を競い合う競技です。戦略を練る知力、そして一つあたり100kgもある俵を取り合う体力が求められます。日本全国広しといえど、この競技を行っている学校は少ないはず。
このシリーズでは、奥が深い俵作りの世界を追いかけます。前に掲載された記事を見ていただいた後に読んでいただけると、さらに俵づくりの流れを体感していただけるかと思います。

ひたすら土を詰める

さて、前回「ミミ詰め」という作業で、俵づくりの土台が完成しました。ここからは、ひたすら土を詰めていく作業になります。ただ、いきなりたくさん土を詰め込めばいいというわけではありません。ここでも、慎重な作業が必要になります。
ます、シャベル2杯分ほど土をすくい、袋に入れて平らにならします。その後、フチの部分が崩れないように手で叩きつけていきます。ここで気をぬいてしまうと、形の壊れた俵になってしまうので、注意をしながら進みます。後輩には先輩がついて、硬さが適切かどうか、チェックをしながら作業して行きます。

フチの形に気をつけつつ、土を固めていく

そして、ある程度フチを固めることができたら、上から木槌で叩きます。これは、俵の中心部分に土をしっかり詰めるためにしている作業で、かなり勢いをつけて振り下ろします。運動会直前のこの時期になると、演技準備係の作業場からバアン、バアン、と物音が聞こえてくるのですが、それはこの木槌で俵を固めている音なのです。

勢いをつけて、木槌を振り下ろす

演技準備係の拠点、演準倉庫

さて、作業場の話が出ましたので、少し脱線して、演準倉庫についてご紹介します。演準倉庫というのは、当日お客様に通っていただく門のすぐ横にある、ブロックづくりの倉庫です。ここでは運動会前、俵づくりの作業が行われます。

演準倉庫。当日は目立たないが、ここで俵が生み出されている。

これまで何代もの演技準備係が俵を作ってきた、歴史ある建物ですが、新校舎建て替えに伴ってなくなってしまいます。今後は見られなくなる施設のひとつです。今後、俵の製作をどう行うのかが問題となっています。

そして

そして、この記事を書いている5月8日現在、運動会まで、残すところと4日となりましたが、俵の作業はは着々と進められています。

本番に使われる俵たち

ここで作られる俵は、本番、中3の選手たちによって、思う存分転がされ、奪いあわれることになります。
さて、今回はここまでにいたします。ぜひとも、運動会で本物の「俵」をご覧になってください。